東間 嶺

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"Witchenkare" (撮影:東間 嶺、以下すべて同じ)
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【承前】:結界の内側にて---ふたたび流れ/だす時間の中から(前編)から続く

消えた静寂/増えた音/人員増加

Nov. 07. 2018  "工事現場 / Road works"  Futaba, Fukushima(撮影:東間嶺)
Nov. 07. 2018  "工事現場 / Road works"  Futaba, Fukushima(撮影:東間嶺)
Nov. 07. 2018 "工事現場 / Road works"  Futaba, Fukushima
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Nov. 07. 2018  "解体作業 / Demolition work"  Futaba, Fukushima

屋の解体現場は、SNSに上げないでください…その写真を他の人が見ることで『裏切った』などと言われることもあるんです。
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吉川陽一郎《歩く人》+東間嶺《コウイとバショのキオク---吉川陽一郎》会場風景/撮影:東間嶺

告知:コウイとバショのキオク---吉川陽一郎

■ 12月2日から17日まで、水道橋のオルタナティブ・スペース《路地と人》で開かれている吉川陽一郎氏の個展《歩く人》と連動し、わたしも同スペースで写真の展示を行っています(5、12日火曜は休み。FBイベント公式)。

■ 旧いビルの一室に巨大な私的空間(トイレ)と奇妙な機械仕掛けのオブジェを出現させる『歩く人』、それがアトリエでつくられた過程の一部と、さらに同じ場所で一年十ヶ月前に発表された吉川氏の個展《裏無いの小部屋》の記録写真を混ぜあわせ、複数の記憶が相互に重なり合うような空間の形成を目論んでいます。
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吉川陽一郎《行為が態度になる時間》/撮影:東間嶺


引込線2017:吉川陽一郎《行為が態度になる時間》

■ 8月26日から9月24日にかけて、所沢市の廃止された学校給食センターを利用した、《引込線2017》という比較的大きな規模の美術展が開かれている。屋内外に広がる会場の入口付近では、参加作家の一人である吉川陽一郎氏が《行為が態度になる時間》と称された、〈実演〉を途切れなく行っていて、そばに置かれた大きなジェラルミン・ケースには、かれが自身の、いままさに行っている〈実演〉を木版画として刷ったものが四種並べられ、一枚200円で販売されている。

■ そして会期途中の9月3日日曜日から、そのジェラルミン・ケース上には、わたしの作った箱入りの写真/オブジェクト《行為のような演技が撮られたことは間違いないだろう》も並べられている。二年前、同じ場所で開かれた《引込線2015》で吉川氏が行った一連のパフォーマンス(〈実演〉ではない)、《行為のような演技をすることに間違いないだろう》を撮影したもので、のべ210枚ほどの写真を蛇腹のような形態につなげたものだ。公式の出品作というわけではなく、〈実演〉に付随した展示物、ぐらいの位置づけだろうか。
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今年みた映画---2017年上半期その1
"視える美、視えない愛" 2017年の映画---上半期3位『ブラインド・マッサージ』より続く

2位:『太陽の下で-真実の北朝鮮-』/ヴィタリ・マンスキー

 

劇場:2月後半、シネマート新宿で。

なぜジンミは泣いたのか


…あなたにも考えてほしい。ジンミはなぜ泣いたのか。この命題は、なぜこのカットをラストに使ったのかと言い換えてもいい。そこにはきっと(マンスキー監督の)真実がある。明瞭な輪郭は持たないけれど、とても大切な真実だ。


■ 森達也がパンフレットに寄せた思わせぶりな一文を読みながら、YouTubeの有料レンタル(驚きの高画質!)を利用して、再びこの映画を、観ていた。一週間ほど前には、北朝鮮の国営放送局、朝鮮中央放送が『特別重大報道』として、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験成功を発表していた。Twitter中毒の疑いがかけられているアメリカ合衆国大統領ドナルド・J・トランプは、すぐさまツイートで『応酬』したが、その内容は「日本と韓国がだまってないだろう」という投げやりなものだった。日本国内の自称/他称の軍事評論家や退屈しきったネット民は、「これで戦争になる」「反日朝鮮人を滅ぼせ」などと沸いていた。
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今年みた映画---2017年上半期その1から続く

3位:『ブラインド・マッサージ』/ロウ・イエ


劇場:1月後半、アップリンク渋谷で

(※ 現在はUPLINK Cloudでオンライン動画のレンタルが可能)。



「視えない人」のセックスってすごいですね


■ 知人の彼女がこの映画を観終えて、最初に言った感想だという。そのひとは下北沢とか中野が象徴するカルチャーの大好きな、いわゆるサブカル女子(大学生)で、これまでロウ・イエの映画を観たことがない、という話だった。「ほかのも、こんな感じなんです?」そう問われた知人は「まあ、そう…かも?」と曖昧に答えたらしい。

■「こんな感じ」が、どんな「感じ」なのかは、もう少し彼女にことばの解像度を上げて貰わないと分からないのだけれど、ロウ・イエが一貫して映画で追い求めてきたものという意味ならば、『ブラインド・マッサージ』は、その「感じ」がもっとも濃密にあらわされた、たぶん、いまでで一番の作品なんじゃないかと思う。
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2017年上半期の映画

■ 映画を観たことについて、書くタイミングを失うことが、多い。とりわけ、映画館まで出かけたそれについて。

■ べつにたいした理由があるとかではなく、わざわざ外出までして観た映画について、いいとか悪いとか、思ったことをなるべく正確に書こうと思ってウダウダしていたら、いつのまにか「ハ?いまシン・ゴジラについて書くとか言ってる君の名は?」みたいに、それに言及すること自体がKY化しているからだったりする。
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改良型牛肉麺(調理、撮影、東間嶺。以下キャプチャ以外すべて同じ)

小説と牛肉麺


■ 一ヶ月ほど前から、ここエン-ソフ上にて《回花歌》という小説の連載がはじまっている。上原周子さんという、北海道で文化人類学の研究をやっている人が書いていて、二十回ほど続く予定の作品は、いまのところ二回目までが掲載されている。

■ 【とある大陸の西方に位置する街】を舞台にするその物語は、《牛肉麺屋》を営む人々を中心に展開する。《牛肉麺》とは何か?牛と、肉と、麺。漢字が読める人間なら、伝聞でもそれがどういうものであるかは想像できるだろうし、実際、想像(するだろう)通りのものだ。Googleで画像検索すると、下のような図が出て来る。
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"Witchenkare" (撮影:東間 嶺、以下すべて同じ)

告知---『Witchenkare/ウィッチンケア』vol.8

■ 先月末に公式アカウントからもお知らせしている通り、今年も『Witchenkare』にごく短い小説を寄稿した。タイトルは『生きてるだけのあなたは無理』というもので、文字数は前回の7号(3200字)より少し増やしてもらって、5000字弱。原稿用紙換算、というやつなら12枚半になる。

■ どのようにすれば買えるか。下に示す二択がある。

  • 当然ながら、無敵のAmazon帝国を訪問するのがもっとも簡単で、しかもこのエントリを経由をすると、どうやらわたしに〈アフィリエイト〉収入というやつが入る仕組みになっている。
  • 都内に住んでいる人、あるいは「税金逃れの反日Amazonは許さない!」などの強い信念を持っている人なら、出かけた先の大型書店を探せばおそらくは買うことができるし、その場合は店への売上として貢献、ということになる。
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