荒木優太

 一部で大好評の拙著『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』(東京書籍)だが、 電子書籍版が発売されました。お値段なんと、1200円。紙よりも400円も安い!(ヨッ、お買い得)

 以下リンクを。どうぞよろしく。

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 この雑誌を書評するのも、今回で三度目なのでもう前書きはいいだろう。本題に入ろう。
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 さて、「ススメ」の更新はとても久しぶりなわけだが、今回は、この沈黙に見合った超弩級の号外である。

 En-Sophに連載してきた在野研究列伝が加筆修正されて本として出版される。

 その名も、 『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』。

 東京書籍から刊行、全国の本屋に並ぶ。気になるお値段は、1500円(税込1620円)と、驚異の激安設定である。アマゾンでも予約が始まっている

 大学の人文社会系不要論が盛んな今日、企業や政府の「学問なんて役立たないでしょ?」でもなければ、大学人の「役立たないものを守れ!」でもない、オルタナティブな学問道を目指して。「これから」の道しるべを、在野の先達が伝える「在野研究の心得」として学ぶ。

 気になる人選&目次は以下の通りだ!
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 1月10日、早稲田大学で開催された若手法哲学研究会(第26回)にて、「どんな他者となら共生できる?」という題で、私が昨年『群像』に出した評論「反偶然の共生空間――愛と正義のジョン・ロールズ」に関連して、45分ほど発表させてもらった。吉良貴之さんには拙論に関するコメンタリーを事前に書いてもらった。
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 某お笑い芸人が、女子高生の制服をたくさん盗んだようだが、そういう趣味っていまだにピンとこない(いや、ピンと来たらダメだろ……っていうか、たとえピンと来てもここに書かないけど)。
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(↑有島にも泡鳴にも全く関係ないですけど、『野火』良かったですよ)。

 有島武郎×岩野泡鳴という危ないBLを予感させるカップリング論、「泡鳴に応答する――有島武郎『動かぬ時計』の「伝統」の問題」を書いた。有島のマイナーな短篇小説『動かぬ時計』、その主人公であるR教授の「伝統」主義から、二度の論争を繰り広げた岩野泡鳴への有島なりの応答を読み取る。文字数は14370字、原稿用紙だと36枚。目次は以下。


一、学問と生活
二、有島武郎と岩野泡鳴(明治四三=一九一〇年)
三、有島武郎と岩野泡鳴(大正六=一九一七年)
四、〈学問‐伝統〉から脱落する〈生〉
五、「伝統」から「ミリウ」へ
 

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 拙作「反偶然の共生空間――愛と正義の共生空間」が、第59回群像新人評論賞優秀作に選ばれ、『群像』2015年11月号に掲載された。関係者の皆様に改めて感謝する。執筆時のあれやこれやは「マガジン航」に寄稿した「新人(賞)の方法」に書いたので、合わせてお読みいただければ幸いである。

 本誌には「受賞のことば」(p.123)が掲載されているが、これは奇をてらっているとの理由で編集部から書き直しを命じられたものである――ちなみにその掲載版も冒頭部「一度、「受賞の言葉」を提出したのですが、「奇をてらい過ぎ」との理由でボツを頂戴し、どのようなものならば通るのか、戦々恐々としております。」と末尾「お目汚し失礼いたしました。」がカットされている――。ただ、私自身は最初に書いたものこそが真の「受賞のことば」であると考えているので、以下に転載しておく。
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凡例

1:この翻訳はジルベール・シモンドン(Girbert Simondon)が1965年から1966年まで行った講義の記録 Imagination et Invention ” (Les Editions de la Transparence, 2008)の部分訳(67-73p)である。 
2:イタリック体の文章は「」に置き換えた。書物題名は『』、強調や引用を示す《》はそのまま用い、文中の大文字表記は〈〉に替えた。〔〕は訳者による注記である。
3:訳文中の青文字は訳注が末尾についた語や表現を指し、灰文字は訳者が自信なく訳した箇所を指している。また、太字強調は訳者の判断でつけたもので、著者によるものではない。
 
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凡例

1:この翻訳はジルベール・シモンドン(Girbert Simondon)が1965年から1966年まで行った講義の記録 Imagination et Invention ” (Les Editions de la Transparence, 2008)の部分訳(65-67p)である。 
2:イタリック体の文章は「」に置き換えた。書物題名は『』、強調や引用を示す《》はそのまま用い、文中の大文字表記は〈〉に替えた。〔〕は訳者による注記である。
3:訳文中の青文字は訳注が末尾についた語や表現を指し、灰文字は訳者が自信なく訳した箇所を指している。また、太字強調は訳者の判断でつけたもので、著者によるものではない。
 
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凡例

1:この翻訳はジルベール・シモンドン(Girbert Simondon)が1965年から1966年まで行った講義の記録 Imagination et Invention ” (Les Editions de la Transparence, 2008)の部分訳(63-64p)である。 
2:イタリック体の文章は「」に置き換えた。書物題名は『』、強調や引用を示す《》はそのまま用い、文中の大文字表記は〈〉に替えた。〔〕は訳者による注記である。
3:訳文中の青文字は訳注が末尾についた語や表現を指し、灰文字は訳者が自信なく訳した箇所を指している。また、太字強調は訳者の判断でつけたもので、著者によるものではない。
 
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