荒木優太

 
 2018年1月27日に開かれた新宿文藝シンジケート第83回読書会の課題図書は、荒木優太『貧しい出版者――政治と文学と紙の屑』(フィルムアート社、2017)。タイトルに深い意味はない。以下に、当日使用した資料と映像の一部を掲載する。 » すべて読む

 神保町の三省堂本店の裏側に東京堂書店(東京都千代田区神田神保町1丁目17番地)という本屋がある。一階にはカフェが設置。購入した本をコーヒーでも飲みながらそのまま読める親切設計だ。最上階はホールになっていて、人文書系のイベント・スペースになっていることは、本好きならば周知のことだろう――ちなみに今月は柄谷行人の書評集出版を記念して苅部直との対談イベントがあるようだ、要チェキだぜ――。

 で、その東京堂書店さんが、なんと驚き、私の新刊『貧しい出版者――政治と文学と紙の屑』(フィルムアート社)のフェアーを開いてくれているのだという。

 ……というか、まあ、前から知らされていて、事前に荒木オススメ本も20冊ばかり選んで出版社にコメントも送ったのだが。まあ、そういう無粋なことは措いておいて、一月八日、実際に行ってみた。

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地下鉄からだとA7の出口から出るといいゾ!


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※注意。本稿は某ウェブ媒体の依頼に応えて執筆した今年(2017年)を総括するブックレビューであるが、公開の直前に、本を褒めていないため、という理由で、掲載不可の憂き目にあってしまった。リライトをするという選択肢もあったが、時間的逼迫と「書評は褒めるだけのものであるべきではない」という筆者の個人的信条から原稿を引き下げた。依然として依頼主に特に恨みをもっているわけではないが、せっかく書いたのだから多くの人に読んでもらいたく、ここに転載する。

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 あの伝説が、いまよみがえる……。

 『小林多喜二と埴谷雄高』(ブイツーソリューション、2013)。在野研究の超新星・荒木優太の処女作とされつつも、150部しか刷らないマイクロパブリッシング(ルビ:戦略的自費出版)によって、発売から2年を待たずに完売。その破天荒な文体とブリリアントなテクスト読解から、一部界隈にカルト的な心酔者を生み出した……。

 噂が噂を呼び、定価800円の文庫が幻の一冊としてAmazonの古本で2万円を超えて高騰。「現代の奇書・多喜二と埴谷」を知らない業界人はモグリだとさえいわれている。

 そんな稀覯本が、この年末に大幅増補で新生する……その名も、『貧しい出版者――政治と文学と紙の屑』(フィルムアート社)。「小林多喜二と埴谷雄高」を第一部として、宮嶋資夫『坑夫』論や二葉亭四迷『平凡』論を収めた「貧しいテクスト論」を第二部、電子の本から紙の出版をチャレンジする悪戦苦闘をレポートした「自費出版録」を第三部にくわえ、書き下ろしの新序文「つながり一元論」も付した大満足の出血大ヴォリュームである。

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 2017年9月30日に開かれた新宿文藝シンジケート第79回読書会の課題図書は、白田秀彰『性表現規制の文化史』(亜紀書房、2017)。推薦者は荒木優太。以下に、当日使用した資料と映像の一部を掲載する。

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 2017年4月8日(土) 、杉並区産業商工会館(杉並区阿佐谷南3丁目2番19号)で、思想の科学研究会主催の春のシンポジウム「『これからの彼等に見える風景』 民間アカデミズム④」に、彫刻家・金巻芳俊さんと一緒に講師として登壇しました。

 当日用いたレジュメ「私の在野研究素描」を一番下に掲載しておきます。
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これはJohn Rawls, Political Liberalism, Columbia University Press, 1993, pp22-28の翻訳である。

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 さて、こちらではご無沙汰ですね。

 枕として最初にどうでもいい話を。

 なんというか、二年くらい前からFacebookを始めてしまい、微妙な長さの書きたい欲はすべて向う側に吸収されている感があります。こうなると、いよいよ、En-Sophのようなブログ形式のウェブサイトの存在理由が不透明になっていくような。

 逆にいうと、ウェブで執筆を志すなら、余りFBなどやるものではありませんね。Twitterと違い、文字制限がないから、それなりに書くと満足してしまうのですよね。 でも、アソコって検索がポンコツだからほとんど公共性ないんですよね。

 ああいう場に入り浸るのも考えものです。

 さて、では本題。 
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 10月16日(日)、GACCOH(京都市左京区吉田泉殿町63-17)で催された、NPO法人京都アカデメイア主催のトークイベント「大学の外で研究者として生きていくことは可能か? ~在野研究者のススメ~」に登壇してきた。
 
 当日は、30名以上のお客さんが入ったようで、様々な分野からの意見交換も捗り、盛況のイベントになったように思う。改めて感謝する。

 私の講演(45分)で配布した資料を以下載せておく。
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