以下の短歌の成立過程について説明する。
ここ数日間、私は福島遥歌集『空中で平泳ぎ』に収められた歌をそれぞれ〈 〉で括った2つのパートずつ、計6回に分けて個人ブログの方に打ち込むという試みを行った(リンク先を参照)。そして、毎回打ち込んだ後に打ち込み後歌=効果として1つのパートごとに短歌を1首もしくは2首作成した。
これから読まれるものはそのような過程を経て産み出された歌である。
杏ゝ颯太
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これまでの歴史において、人々はあたかも本当であるかのように嘘を書いてきた。では、なぜ反対にあたかも嘘であるかのように本当のことを書くことは市民権を得なかったのか。それは、少なからぬ人々が現にそうしてきたからであり、まさに市民権を得なかったという事実が人々が本当のことを嘘として書いてきたことの何よりの証拠である。小話を書きたるすべての者に救いあれ。
(北町与次郎『小話の原理』)
はじめにもともと、amazonのレビュー用に書いて一度投稿もしたのですが、読み直していたら書き直したい所や表記上の誤記なんかが次々に見つかり、そのたびにアカウントにログインして編集するのがわりかし面倒であることに加えこれはまったくamazonのレビュー向きの文章ではないなとも思いましたのでこちらに掲載するという選択をしました。(杏ゝ颯太)