杏ゝ颯太

 以下の短歌の成立過程について説明する。
 ここ数日間、私は福島遥歌集『空中で平泳ぎ』に収められた歌をそれぞれ〈 〉で括った2つのパートずつ、計6回に分けて個人ブログの方に打ち込むという試みを行った(リンク先を参照)。そして、毎回打ち込んだ後に打ち込み後歌=効果として1つのパートごとに短歌を1首もしくは2首作成した。
 これから読まれるものはそのような過程を経て産み出された歌である。

 杏ゝ颯太

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 みなさま、こんばんは。
 杏ゝ颯太です。
 
 2014年12月8日より個人ブログ(http://blog.livedoor.jp/annedo0826sota/)の方で《日記》を始めました。更新頻度や形式などはまだまだ手探りかつ流動的になっておりますが、色々と文体の実験も試みつつ書いてみたいと思っていますし、気まぐれで時々はこちらの方でも発表する予定です。

 というわけで、早速ですが、初回分の日記をどうぞ。
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 これまでの歴史において、人々はあたかも本当であるかのように嘘を書いてきた。では、なぜ反対にあたかも嘘であるかのように本当のことを書くことは市民権を得なかったのか。それは、少なからぬ人々が現にそうしてきたからであり、まさに市民権を得なかったという事実が人々が本当のことを嘘として書いてきたことの何よりの証拠である。
 小話を書きたるすべての者に救いあれ。

(北町与次郎『小話の原理』)
 
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 はじめに

 もともと、amazonのレビュー用に書いて一度投稿もしたのですが、読み直していたら書き直したい所や表記上の誤記なんかが次々に見つかり、そのたびにアカウントにログインして編集するのがわりかし面倒であることに加えこれはまったくamazonのレビュー向きの文章ではないなとも思いましたのでこちらに掲載するという選択をしました。(杏ゝ颯太)
 


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 以下は、彼が生きてきた二十三年間の小話です。
 一部虚偽も混じっていますが、小説ではありません。
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承前

 連載という形を採ってハルカトミユキについての長大かつ終わりなき散文を書き連ねようと試みてから早くも半年が経とうとしています。

 威勢よくある意味では短絡的な勢い任せにこの連載を始め、以来、間隔はまちまちとなりながらもかつて自分が想像していたよりも長く書き続けられているなというのがいまの率直な印象で、それこそ連載という形式が書き続けさせてくれました。
 
 しかしながら、やはり始めた以上は連載の終わり、いや、終わり方について考えざるをえなくなりました。
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もしきみがひとりだったらこんなにも好きにはならねど好きなのはきみ

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母親の足が実に高く上がることを知った四階のフロアー
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承前)  

 前回の末尾に「短歌とは、沈黙の空間である。」と私は書きました。
 今回は、この一文で何を言わんとしていたのかを説明します。

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触れたかった~触れたかった~触れたかった~イェス!君に~♪ » すべて読む
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