【幸福否定の研究とは?】
勉強するために机に向かおうとすると、
掃除などの他の事をしたくなったり、娯楽に耽りたくなる。
自分の進歩に関係する事は、実行することが難しく、“時間潰し”
は何時間でも苦もなくできてしまう。
自らを“幸福にしよう”、"進歩、成長させよう”と思う反面、
“幸福”や“進歩”から遠ざける行動をとってしまう、人間の
心のしくみに関する研究の紹介
前回までに、笠原氏の心理療法のもとになった【小坂療法】自体の解説と、「小坂療法が続けられなくなったいきさつ」を書きました。
「反応を追いかける」
「症状の直前の記憶が消えている出来事を探る」
【小坂療法】は以上の2点を科学的方法論とし、笠原氏もそれを踏襲しています。
今回はまず、小坂医師の精神分裂病の原因に対する解釈の変化について簡単に書き、方法論を踏襲した笠原氏の理論と比較してみたいと思います。
» すべて読む