渋谷 2013.5.18 撮影:東間 嶺
◆ 5月18日の日曜午前に、当En-Soph(エン-ソフ)の背景やロゴマークなどを描いてもらった小崎さんと、渋谷の文化村で開催されているアントニオ・ロペス・ガルシアの回顧展を観に行った。13時過ぎに会場を出て、少し遅い昼食にしようと駅に向かって歩いていたとき、ふと、あの「子供たち」はいまどうなっているだろうかと思った。いまもこの都市の片隅で、あちらこちらで、発見されないメッセージ/プロパガンダとして存在し続けているのだろうかと思った。
◆ 幸いにも(?)小崎さんはまだ彼/彼女たちに一度も「遭遇」したことがないというので、「第16回渋谷・鹿児島おはら祭」によって全面道路封鎖された文化村通りから地下に降り、センター街へと向かった。
◆ 観光客や歩行者、祭りの見物客でごった返した通りからみずほ銀行とマツモトキヨシのあいだの角を曲がると、彼/彼女たちは、相変わらずそこに佇んでいた。以前とは違う姿で、あるいはずっと無残な状態で。
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