アラサー入門

春が好き春が好き春が好き。
思わず冒頭から春への想いを3連発してしまうくらい春が好き。


春が好きとってもとても春が好き (予備校勤務/29歳)


2月になり寒さが続くとますます春が恋しくなって挙句の果てにはこのような偏愛に満ち溢れどうかしてしまったようなナンセンス俳句を詠んでしまうくらい春という季節に恋焦がれていると言っても過言ではありません。

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90年代半ばのdocomoのCMの話なので、もしかすると今現役の受験生や十代は知らないかもしれません。15年近く前の記憶なので、細部の間違いはご勘弁を。

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ふと、たまには一人でどこかに行きたいなぁと、窓から遠くの空を見つめたりもする。
どこか遠くへ行きたいなぁとも思うが、近場もいいなぁと思う。
だが、川越や伊豆や鎌倉など近場のそれらしいところには魅かれない。
例えば、埼玉の狭山なんてどうだろう。狭山なんて楽勝で日帰りできる。
だが、だからこそ、そこで一泊してみたい。
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休日の昼下がり、私は天啓を受けた。
「そうだ、献血行こう」
そう。これからの時代は献血ではないか。
そうだそうだ!献血だ!献血時代だ!と脳内民衆たちを召喚させるほどに我がテンシ
ョンはわけがわからなくなっていた。これだから天啓は怖い。

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S氏とN氏


「で、アラサー入門が終わるとして」Sさんは言う。「その次は何かを考えてるんですか?」
「いいえ、特には何も」
「じゃあ、夢について書いてみたらどうですか?」
「夢ですか?」
「ええ。夢自体を描くでも、そのイメージを描くのでもいい。別に創作してもいいと思うけど」
「夢かぁ・・・それも悪くないですね。ただ夢は、あまりにも現代文学的で躊躇する部分があるんです。なんというか、あまりにも映像にしろ絵画にしろ文学にしろ二十世紀の芸術表現で多用されているからでしょうか」
「たしかにフロイト以降は精神分析批評を用いて芸術作品が解釈される可能性はあります。だから、当然、夢も精神分析に回収される傾向はある。精神分析というかフロイト的なテーマに沿ったフロイト的批評がなされるというか」
「はぁ」
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S氏と/下






「ミンガス」
「ええ、ミンガスです」Sさんが言う。
「たしか苦手じゃなかったでしたっけ?」
「以前はそうでした。でも、最近は悪くないなと思いはじめて。この曲も実にいい」
僕とSさんは、ふたりともジン・トニックを飲んでいる。
未だにバーに入ると一杯目はジン・トニック率がどうしても高い。
なんか学生の頃から全然成長していないみたいだ。
Sさんもそうなのだろうか。
そんなことをためしに尋ねてみると、「そうですかね」とSさんはやたら泰然としている。

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サブタレニアン・ホームシック・アラサー/S氏と/中


「うつの症状が辛いときには死にたいと思う事もあります」
カウンセリングの話から次第にSさんの罹患しているうつの話になる。
「ただ・・・逆に、うつの症状が軽くなると、それはそれで、なんというか、それはそれで悲しみを感じるというか・・・」
「悲しみ?」
「人生に深みがなくなったような、そんな気がしてくるのかな」
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実家にはまだ帰らない/S氏と/上





その夢は、あの、聴き覚えのあるシンセサイザーの音で幕を開けた。
アリーナ級のポップ・メタルをBGMに、僕は空を飛んでいた。
僕は鳥だった。
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習志野市(ならしのし)は千葉県北西部に位置するである。下総台地の端であり、東京湾に面する。人口約16万人で、千葉県内では流山市に次いで10位である。  (Wikipedia 日本語版ー習志野市)

もう何年もGWはない。

Twitterに以下のようにつぶやくことも毎年恒例となった。



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いわゆるひとつのアラサーである。
個人情報を晒せば、今年で29歳。
二十代も終わりに近づいてきた。
よし、本田健の『20代にしておきたい17のこと』(だいわ文庫)を読むしかない。
とりあえず、そういうことにしてみる。

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