みなさまへ。件名の通り、新宿文藝シンジケート第78回会合を開催します。
詳細は下記をご参照下さい。ふるってのご参集、よろしくお願い致します。
 
1. 日時: 2017年08月26日(土) 18時00分〜20時00分
2. 場所: マイスペース新宿区役所横店1号室
3. テーマ:田中 圭一『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』を読む。

※ 参考図書は下記三冊。

岡田尊司『うつと気分障害 』(幻冬舎新書)
桜玉吉『幽玄漫玉日記⑥』、『御緩漫玉日記 ③』

レジュメはさえきかずひこ(@utubo)が担当。『ウツノウミカラ、キカンセヨ!』と題して、うつ経験者の立場から本書について語ります。

4.備考: 当日は場所代(ドリンク代込み)を各自1100円ずつご負担ください。いつも通り、冒頭30分ほどPeriscopeで中継も行います。読書会のあとは簡単な親睦会を予定しています。参加予定の方はリンク先のFBイベントで《参加》のクリックをお願いします。

ご質問・ご不明点あれば、以下アドレスまでお気軽にお問い合わせください
shinjukubungei@gmail.com



参考図書

今回は初めて漫画を取り上げることもあり、参考図書にはテキスト、さらに漫画と、両方を挙げておきます。

※ 桜玉吉の『幽玄漫玉日記⑥』、『御緩漫玉日記 ③』は、極度の鬱症状で廃人になりかかった作家の病態と内面意識を、当の作家自身が日記漫画として具象化した作品です。吾妻ひでお『失踪日記』のような乾いたユーモアとはまるで違った自傷にも近いその描写は、病によって切り開かれた特異な到達点とでも呼ぶべき濃密さ。漫画表現としても出色の出来であり、『うつヌケ』のように「面白く」はありませんが、参考として一読をお勧め致します。