SANY0063 (2)


録音した朝のラジオを聴く夜はミルクあたため明日に備える

今日からは別の自分がいるのだと出勤前に鏡をのぞく

職場では英雄になることはない かがやき探す場所はあるから

愛ゆえに労働さえも輝いた 嫌な出来事ふっとんで恋

君の手が言葉を綴るその時に僕はあしたの仕事を思う

夢のある無職生活やりたくて貯金にはげむ勤労者です

不幸ならともに流そうあの河に もう幸運はふたりでつかむ

声掛けをよけるケータイ売り場にて俺は絶対うつくしいヒト

改革をのぞむ強者に眉ひそめさりとて今に満足もせず

井の頭公園で呪詛吐き歩く クソな社会は君のせいだよ



(編/校/構:東間 嶺@Hainu_Vele)