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 1月10日、早稲田大学で開催された若手法哲学研究会(第26回)にて、「どんな他者となら共生できる?」という題で、私が昨年『群像』に出した評論「反偶然の共生空間――愛と正義のジョン・ロールズ」に関連して、45分ほど発表させてもらった。吉良貴之さんには拙論に関するコメンタリーを事前に書いてもらった。
 

 ディスカッションでは、ジュディス・バトラーほか『偶発性・ヘゲモニー・普遍性――新しい対抗政治への対話』(青土社、2002)という文献、『正義論』第三部の「愛」の記述、文芸批評と法哲学との接続可能性、前期ロールズと後期ロールズは最近の研究だと断絶していないことになっている点などについて意見交換をした。

 以下、当日使用したハンドアウトを掲載しておく。

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