2018年05月
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寄稿:三上良太『ある在野研究者の冒険譚』
- 2018年05月29日 16:36
- 書評
- 寄稿/転載
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芸術とスタンダール症候群---8:スタンダール症候群の条件とは何か?
- 2018年05月29日 02:28
- 芸術とスタンダール症候群
- ART&レビュー
連載【芸術とスタンダール症候群】とは?
筆者が【幸福否定の研究】を続ける上で問題意識として浮上してきた、「芸術の本質とは何か?」という問いを探る試み。『スタンダール症候群』を芸術鑑賞時の幸福否定の反応として扱い、龍安寺の石庭をサンプルとして扱う。
連載の流れは以下のようになる。
1. 現状の成果…龍安寺の石庭の配置を解く
2. スタンダール症候群の説明
3. スタンダール症候群が出る作品
4. スタンダール症候群が出やすい条件
5. 芸術の本質とは何か?
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新刊PRのために書かれた『リメンバー・ミー』論・後篇
- 2018年05月27日 17:47
- MOVIE&レビュー
※注。新刊『仮説的偶然文学論』(月曜社)がとにかく売れてほしい。 そういうわけで、意気込みを示すために、ディズニー&ピクサー作『リメンバー・ミー』に関する評論を書き下ろした。あまり偶然と関係ないと思われるだろうが、「誤ること/謝ること」に関しては関係しなくもないだろうと思っている。読んで面白かったら新刊の方はこの3倍は面白いので是非買ってほしい。面白くなくても本は面白いので是非買ってほしい。是非買ってほしい。どうぞよろしく。荒木優太月曜社 2018-05-24
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新刊PRのために書かれた『リメンバー・ミー』論・前篇
- 2018年05月26日 09:38
- MOVIE&レビュー
※注。新刊『仮説的偶然文学論』(月曜社)がとにかく売れてほしい。 そういうわけで、意気込みを示すために、ディズニー&ピクサー作『リメンバー・ミー』に関する評論を書き下ろした。あまり偶然と関係ないと思われるだろうが、「誤ること/謝ること」に関しては関係しなくもないだろうと思っている。読んで面白かったら新刊の方はこの3倍は面白いので是非買ってほしい。面白くなくても本は面白いので是非買ってほしい。是非買ってほしい。どうぞよろしく。荒木優太月曜社 2018-05-24
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『仮説的偶然文学論』目次紹介
- 2018年05月25日 22:08
- 自著紹介
月曜社から『仮説的偶然文学論――〈触れ‐合うこと〉の主題系』が、今月発売された。「哲学の扉」という廉価本新シリーズの最初の一冊で、 2000円+税という、内容からすると極めてお求めやすい価格での提供になった。以下、小見出しふくめた詳細な目次を紹介する。
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メキシコの北、国境の手前(後編)
- 2018年05月23日 06:49
- エッセイ
(前編から続く)
今の会社に入社して最初の一週間は研修だった。会社のことだけじゃなく、ティフアナでの運転や電話のこともいろいろ教えてもらわないといけなかったので、マンツーマンでトレーナーがついてくれたのはありがたかった。
私が使っているアメリカの携帯電話は、国境を越えたメキシコでは電波を受信しない。なので、携帯電話ショップに連れて行ってもらって、メキシコの安価な携帯電話を購入した。その帰り、コンビニに寄ってコーヒーを買ったのだが、私の財布には大きな金額の紙幣しかなく、コーヒー代を払う小銭がなかった。
ここでトレーナーにコーヒー代を払ってもらうのに言い訳をする必要はなかったのかもしれないけど、当たり前みたいな顔をするのも嫌だったので、彼に「国境の人たちにあげちゃったんで、小銭がない」と言った。
「あんな奴らに金をやっているのか?」
彼は呆れたように言った。
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メキシコの北、国境の手前(前編)
- 2018年05月22日 18:51
- エッセイ
米国の自宅からメキシコの職場への「越境」通勤も、2カ月になろうとしている。私はかつてメキシコシティやそれ以外のメキシコの都市に住んだことがあり、メキシコだからといって、特にびっくりするようなことはない。でも毎日国境を越える暮らしは初めてで、人間の都合で荒野に設定された「線」が人間の生活に大きく影響することを実感している。
メキシコへ自家用車で入国する場合、事実上審査はなく、パスポートを見せることもない。でも米国への入国は書類の審査があり、場合によっては車内やトランクの検査があり、相応の時間がかかる。タイミングが悪いと2時間近く待つことになると聞いていたが、実際その通りだった。そしてこれも予想していたけど、長い列を作って入国審査の順番を待つ車のあいだを、たくさんの物売りや物乞いが歩いていた。
2カ月のあいだ、彼らから教えてもらったこともあるように感じている。国境通過時に優先レーンを利用するパスが取れたので、彼らとももう会わなくなるけれど、忘れてしまう前に彼らのことを書いておこうと思った。
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作品はつねに「理解/誤解」される―「アトリエ・ドキュメント」というひとつの試み
- 2018年05月18日 22:18
- OPINION&Critic
- ART&レビュー
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小説【回花歌】12---"開けゴマ!"
- 2018年05月12日 13:55
- 回花歌
- 小説
---『回花歌』梗概---舞台は2000年代、とある大陸の西方にある街。"私"と家族は牛肉麺屋を営んでいる。街は、かつて核実験が行なわれていた土地のすぐ近くにあり、その影響を暗に示すような出来事が、家族の周囲ではいろいろと起きている。しかし、"私"と家族を含め、街の人々は核や原子力に対する正しい知識や情報を持たず、故に恐れを抱くこともない。彼らは宗教と自身の信仰心を大事にし、家族や親族、友達を大事にして生きている。「何かがおかしい」と感じられるような状況下でも、人々の生活は変わらずに続いてゆく。『回花歌』は、そんな物語である。
(『11---"叔父の家"』より続く)
昨夜は午前2時過ぎに叔父の家から帰ってきたせいで、朝から私は頭がぼんやりして身体もまったくシャキっとせず、お茶をこぼしてしまったり、お碗を落として割ってしまったりしたけれど、兄やライヒはいつもと変わらず注文を受けては、せっせとリズム良く牛肉麺を作り続けていた。
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きょうのてらださん(運転する春---2
- 2018年05月09日 22:19
- きょうのてらださん
- いつでも・どこでも・だれにでも
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- 荒木 優太の新刊
- 仮説的偶然文学論 (哲学への扉)
- 出版:月曜社
- 2018-05-24
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- 荒木 優太の新刊
- 貧しい出版者 政治と文学と紙の屑
- 出版:フィルムアート社
- 2017-12-22
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- 荒木 優太の連載「在野研究のススメ」が本になりました
- これからのエリック・ホッファーのために
- 出版:東京書籍
- 2016-02-24
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- 荒木 優太の単著
- 小林多喜二と埴谷雄高 [文庫]
- 著者:荒木 優太
- 出版:ブイツーソリューション
- 2013-02-20
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- 荒木 優太が第59回群像新人評論賞で優秀作に選ばれました
- 群像 2015年 11 月号 [雑誌]
- 出版:講談社
- 2015-10-07
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- 東間 嶺が寄稿しました
- ウィッチンケア第9号(Witchenkare vol.9)
- 出版:yoichijerry
- 2018-04-01
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- 東間 嶺が寄稿しました
- Witchenkare(ウィッチンケア)第8号
- 出版:yoichijerry
- 2017-04-01
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- 東間 嶺が寄稿しました
- 荒木 優太が寄稿しました
- Witchenkare(ウィッチンケア)第7号
- 出版:yoichijerry
- 2016-04-01
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- 東間 嶺が寄稿しました
- 荒木 優太が寄稿しました
- Witchenkare(ウィッチンケア)第6号
- 出版:yoichijerry
- 2015-04-01
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- 東間 嶺が寄稿しました
- Witchenkare(ウィッチンケア)第5号
- 出版:yoichijerry
- 2014-04-01