画質は1080pを推奨
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2017年09月
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《報告》新宿文藝シンジケート第78回読書会報告:田中圭一『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』を読む。
- 2017年09月30日 12:12
- 報告
- SBS(新宿文藝シンジケート)
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《報告》新宿文藝シンジケート第77回読書会報告:ばるぼら+さやわか『僕たちのインターネット史』を読む。
- 2017年09月29日 16:56
- 報告
- SBS(新宿文藝シンジケート)
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《報告》新宿文藝シンジケート第76回読書会報告:田上孝一『環境と動物の倫理』を読む。
- 2017年09月27日 23:29
- 報告
- SBS(新宿文藝シンジケート)
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《報告》新宿文藝シンジケート第75回読書会:宮下紘『ビッグデータの支配とプライバシー危機 (集英社新書)』を読む。
- 2017年09月27日 23:28
- 報告
- SBS(新宿文藝シンジケート)
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きょうのてらださん(ひまつらのわたし)
- 2017年09月18日 20:53
- きょうのてらださん
- いつでも・どこでも・だれにでも
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引込線2017:『行為/態度の時間に置かれる写真』
- 2017年09月13日 07:32
- 告知
- ART&レビュー
吉川陽一郎《行為が態度になる時間》/撮影:東間嶺
引込線2017:吉川陽一郎《行為が態度になる時間》
■ 8月26日から9月24日にかけて、所沢市の廃止された学校給食センターを利用した、《引込線2017》という比較的大きな規模の美術展が開かれている。屋内外に広がる会場の入口付近では、参加作家の一人である吉川陽一郎氏が《行為が態度になる時間》と称された、〈実演〉を途切れなく行っていて、そばに置かれた大きなジェラルミン・ケースには、かれが自身の、いままさに行っている〈実演〉を木版画として刷ったものが四種並べられ、一枚200円で販売されている。
■ そして会期途中の9月3日日曜日から、そのジェラルミン・ケース上には、わたしの作った箱入りの写真/オブジェクト《行為のような演技が撮られたことは間違いないだろう》も並べられている。二年前、同じ場所で開かれた《引込線2015》で吉川氏が行った一連のパフォーマンス(〈実演〉ではない)、《行為のような演技をすることに間違いないだろう》を撮影したもので、のべ210枚ほどの写真を蛇腹のような形態につなげたものだ。公式の出品作というわけではなく、〈実演〉に付随した展示物、ぐらいの位置づけだろうか。
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【告知】新宿文藝シンジケート第79回読書会告知:白田秀彰『性表現規制の文化史』を読む。
- 2017年09月12日 21:37
- SBS(新宿文藝シンジケート)
- 告知
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ロングビーチのマリアさま --- 04
- 2017年09月06日 12:00
- エッセイ
- ロングビーチのマリアさま
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【ロングビーチのマリアさま --- 03】から続く
サーチエンジンの検索結果に表示されたサイトのうち、カルメル会と関係ありそうなものを上から順に見てみたのだった。サンタバーバラの地域紙らしい、Santa Barbara Independent という新聞社の、2014年の記事だった。
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新聞記事
長堤聖寺の場所にあったカルメル会修道院については、いくら調べても、結局よくわからなかった。あきらめて、サンタバーバラに移転したあとの彼女たちに関する情報を探した。サンタバーバラにもPoor Clare Colettine Nuns of Santa Barbaraという女子修道会があり、もしかしたらロングビーチから移転した修道院ではないかと思ったが、そうではなかった(彼女たちのウェブサイトに記された沿革には、1928年にカリフォルニア州オークランドで設立とあった)。
その新聞記事は、上から何番目だっただろう。
サーチエンジンの検索結果に表示されたサイトのうち、カルメル会と関係ありそうなものを上から順に見てみたのだった。サンタバーバラの地域紙らしい、Santa Barbara Independent という新聞社の、2014年の記事だった。
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きょうのてらださん(夏のあれこれ②)
- 2017年09月05日 18:36
- きょうのてらださん
- いつでも・どこでも・だれにでも
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小説【回花歌】7--- "女性の生き方"
- 2017年09月05日 03:55
- 回花歌
- 小説
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(『6---"友達"』より続く)
「私達も結婚した方がいいのかな」と、ズフラは唐突に尋ねてきた。彼女はいつも笑っていた。しかし、それは表面的なものではなく、笑いたくて笑っていることが私にはわかっていた。だからこそ、彼女の笑顔は他人に求めるところがなく、逆に私が落ちこんだときには元気を与えてさえくれた。私は首を横に振り、「まだしない、するわけない」と答えた。ズフラは数回頷いて「私もしたくない」と言い、インターネットを通じて知り合った北京の大学に通う女の子の話をはじめた。
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---『回花歌』梗概---舞台は2000年代、とある大陸の西方にある街。"私"と家族は牛肉麺屋を営んでいる。街は、かつて核実験が行なわれていた土地のすぐ近くにあり、その影響を暗に示すような出来事が、家族の周囲ではいろいろと起きている。しかし、"私"と家族を含め、街の人々は核や原子力に対する正しい知識や情報を持たず、故に恐れを抱くこともない。彼らは宗教と自身の信仰心を大事にし、家族や親族、友達を大事にして生きている。「何かがおかしい」と感じられるような状況下でも、人々の生活は変わらずに続いてゆく。『回花歌』は、そんな物語である。
(『6---"友達"』より続く)
7--- "女性の生き方"
「私達も結婚した方がいいのかな」と、ズフラは唐突に尋ねてきた。彼女はいつも笑っていた。しかし、それは表面的なものではなく、笑いたくて笑っていることが私にはわかっていた。だからこそ、彼女の笑顔は他人に求めるところがなく、逆に私が落ちこんだときには元気を与えてさえくれた。私は首を横に振り、「まだしない、するわけない」と答えた。ズフラは数回頷いて「私もしたくない」と言い、インターネットを通じて知り合った北京の大学に通う女の子の話をはじめた。
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