2016年04月

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サイコロの展開図が和服を着ているヒトに見えて、授業から夢想の世界に旅立ったのが千九百七十年代、私が小学生のころのことです。そのこども魂が部屋の扉を三回ノックしたのは新世紀に入ってから。もういい大人になっていました。

神はサイコロを振らない、とアインシュタインは言ったそうです。

なぜなら……
神がサイコロだから。
そんな無茶なことを思いつきました。
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(↑あゆみBOOKS小石川店では『これエリ』フェアーが開催されましたー。あざっす)。

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2014年につくった「(500)日のサマー」論の小冊子(写真中央)。モランディ小論は現在印刷中。


小冊子をつくりました。5月1日の第22回文学フリマに出品します。

【概要】
第22回文学フリマ東京 2016年5月1日(日)
サークル名:西荻西口(ニシオギノニシグチ)
ブース:タ-21

西荻西口は「現場」研究会のメンバーが文フリ用に突貫的に立ち上げたグループ。今回は、アート・プロジェクト「泥沼コミュニティ」でも活躍中の沼下桂子さんと私の2名が出品予定です。

私の出品予定作は以下の2点。
 

  • ジョルジョ・モランディの「見えるもの」と「見えないもの」 B6判、8p、2016年
  • 「恋愛映画」は誰のためにあるのか――「(500)日のサマー」における「真実」と「言葉」 B6判、16p、2014年


各50円(予定)です。
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 一部で大好評の拙著『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』(東京書籍)だが、 電子書籍版が発売されました。お値段なんと、1200円。紙よりも400円も安い!(ヨッ、お買い得)

 以下リンクを。どうぞよろしく。

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午前11時からの原書講読講座が終わり、しむさんに声をかけられた時も、音楽鑑賞講座に出ようか出まいか、正直、まだ迷っていた。

きょう4月17日の午後の発表者の大久保さんは1978年生まれ、岡崎さんは1985年生まれ。共に若く、わたし(1980年生まれ)とほぼ同じ世代と言っていいだろう。自分と近い年の人が何をやっているかというのは、わりと気になるところである。が、同時に、自分に近い年の人に対してまだ未熟だったり、あるいは気張っていたりーこれは完全にわたし自身を他者に投影しているから、滑稽なのだがーして、あまり学ぶべきものはないのではないかと不遜なことを思ったりもするのである。

昼食の後、学芸大学駅前のドトールを出て駅に向かうと、改札の前に人が溢れていた。折からの強風で東横線はどうも運転休止しているようである。さて、またBuncademyに戻るか、と先ほど来た道を足早に戻った。電車が止まっているようだが、きょうの発表者は果たして間に合うのだろうか、とも思いながら。
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Witchenkare/ vol.7-1
"Witchenkare" (撮影:東間 嶺、以下すべて同じ)

告知

■ 先月末に公式でもお知らせしている通り、今年も文藝創作のリトルプレス『Witchenkare(ウィッチンケア)』に、『死んでいないわたしは(が)今日も他人』というごくごく短い小説を載せています。はじめて書かせて頂いたvol.5から数えると三回目の寄稿になり、この場で告知をするのも三回目です。実にあっという間ですね。
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 この雑誌を書評するのも、今回で三度目なのでもう前書きはいいだろう。本題に入ろう。
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【SBS】新宿文藝シンジケート読書会、第61回概要
1.日時: 2016年3月26日(土) 18時〜20時
2.場所: アキバ会議室⇒ http://akibakaigi.com/
3.テーマ:~在野研究者総選挙 2016春の陣~! 荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために 在野研究者の生と心得』(東京書籍、2016)を読む。 ※ 発表は荒木優太(@arishima_takeo)自身が行った。
4.備考:FBイベントページ⇒ https://www.facebook.com/events/557860537730123/
 

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前編)より続く


「モランディを、独裁下で生きのこるための道を見出した美術家とみなすことは容易である。しかし彼は実際にはたんに生きのこる以上の事をしていたのである」(エドワード・ルーシー=スミス『1930年代の美術―不安の時代』岩波書店、1987年、76~77頁)。 
 

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