2015年08月


77
馬と一緒にフォメイへ向かう女の子

【ジョンカーテン】ブータンについて---14から続く
(本文、デジタル画像編集、構成/東間 嶺、以下すべて同じ)

村人の通る道

朝、目を覚ました。ということは、ちゃんと眠ったのだ。
私の身体はようやくブータンで眠ることを覚えたのだろうか。

キャンプ地のジョンカーテンからトレッキング終点のフォメイまでは遠くない。リラックスしたような、気が抜けたような気分で出発した。キャンプサイトからしばらく歩くと小さな集落があった。ジョンカーテンの村だ。昨夜キャンプサイトを訪ねてきたノルブは、今ごろ学校で授業中だろうか。

村を過ぎ、トレイルは深い木立の中を通って行く。馬を連れた若い女性がいた。馬に積んだ荷物がずれてしまい、うまく直せないのだという。シリンとジャムソーが手伝って、荷物を直した。シリンはジョンカーテンの出身だ。この女の子は、ノルブの姉なのだという。そういわれれば、優しそうな顔立ちがノルブと似ていた。

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すし4

たしはカリフォルニア州のサンディエゴにいた。珍しく出張があり、同僚たちと出かけたのだった。夜は会食になり、同僚がホテル近くのすしレストランに予約を入れてくれた。予約した時間にあわせて、わたしたちはレストランに行った。テーブルに案内され、飲み物を注文する。テーブルの上には、いろいろな種類のすしの名前をプリントした書式が置いてあった。すしの名前の横に注文する数量を記入する仕組みだ。

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