2015年05月
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【SBS】第51回会合のご案内(読書会のお知らせ)
- 2015年05月29日 17:01
- SBS(新宿文藝シンジケート)
- 告知
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【SBS】新宿文藝シンジケート読書会アカウント開設のお知らせ
- 2015年05月29日 16:31
- SBS(新宿文藝シンジケート)
- 告知
写真:SBS(新宿文藝シンジケート)読書会、2015年1月の風景。(撮影、東間 嶺)
告知
◆ 本日より、『SBS(新宿文藝シンジケート)読書会』の公式アカウントの更新をEn-Sophで開始致します。SBS読書会は、主にこのEn-Sophというウェブサイトに参加しているメンバーの知人友人etcなどが月一回歌舞伎町に集結し、事前指定された一冊の本に対する各自の感想や賞賛、罵倒等をああだのこうだの述べてはペチャクチャ(×2)やっている集まりです。(FBグループ・アカウント)
◆ 2010年11月から続いており、明日土曜には51回目(課題図書は中島義道『怒る技術』)が開かれます。このアカウントでは、開催概要を含むこまごまとした情報告知に加え、参加者によるレポート等が出れば、それも併せて更新を行ってゆく予定です(更新は主に東間が行います)。
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【ミクサテンからサクテンへ】ブータンについて---11
- 2015年05月27日 15:47
- ブータンについて
- エッセイ
(本文、デジタル画像編集、構成/東間 嶺、以下すべて同じ)
ミクサテンのキャンプサイト
黄色いテントの中には、すでに私のダッフルバッグが置かれていた。いつものように、ギレがテーブルを出して、お茶の用意をしてくれた。霧雨のさみしいお天気で、まだ4時くらいなのにとても寒い。峠から1000メートル下ったとはいえ、ミクサテンの標高は3000メートルはある。こんなお天気で、寒くないわけがない。
ロブザンとドルジの父親が、裏手にある山の斜面を上っていく。何をするんだろうと思って見ていたら、いつも腰に下げている鉈でぱしぱしと木の枝を落とし、あっという間に抱えるほどのそだを集めてきた。桃太郎の話に出てくる、「おじいさんは山で柴刈り」というのはこういうことなのかもしれない。
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【ナチュングラの峠】ブータンについて---10
- 2015年05月20日 06:23
- ブータンについて
- エッセイ
(本文、デジタル画像編集、構成/東間 嶺、以下すべて同じ)
村人の帽子
夜よく眠れないのは相変わらずだった。
これはどうにも解決しようがないが、もうそろそろきちんと眠らないと体力が続かないかもしれない。
翌朝起きたとき、そんなことを考えた。
ちゃんと眠っていた訳じゃないから、起きるのは簡単だ。着替えて洗面して、いつものように瞑想した。困るほどではないが、少しだけ頭が痛い。歩けないことはないだろうけど苦しい一日になるかもしれない。今日の歩行距離は14キロ、そんなに長くない。でも上り600メートル、下り1000メートルの標高差がある。今日はちょっときついかも、とジャムソーも言っていた。
ギレがストーブの前にテーブルを出し、お茶の支度をしてくれた。ドルジが用意してくれたオムレツ、シリアル、トーストで朝食にする。テントの撤収がないので、朝のパッキングはそんなに手間がかからない。ゲストハウスの前庭でみんなが馬の背に荷物を取り付けるのを眺めていた。
ジャムソーが帽子をかぶっていた。この地方の村の人、特にサクテンの人が使う、ヤクの毛でできた黒いフェルト帽だ。帽子の縁から触手のような毛束が5本生えている。
» すべて読む「どうしたの、それ」「リンチェンから借りた。かぶってみる?」
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"真を写さない"こと---「記録と記憶 transcripts/memories」雑感(新津保建秀、安瀬英雄、藤崎了一)
- 2015年05月19日 03:16
- Foto&Critic
- ART&レビュー
画像:後ろから新津保建秀、安瀬英雄、藤崎了一の展覧会ポストカード(撮影:東間 嶺)
» すべて読む
GROUP EXHIBITION
「記録と記憶|transcripts/memories」■参加作家新津保建秀 | 田附勝×KYOTARO|吉楽洋平|安瀬英雄 |藤崎了一■会場KANA KAWANISHI GALLERY東京都港区南麻布3-9-11■会期2015年 03月27日(金)〜 05月02日(土)12:00-19:00 | 日・月・祝祭日休廊
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寄稿:偉大なる『凡戦』 メイウェザー対パッキャオ(粂川麻里生/元ワールドボクシング)
- 2015年05月05日 18:36
- 寄稿/転載
- Sports&Critic
『世紀の一戦』が終わった。5階級を制覇してなお無敗のフロイド・メイウェザーと、6階級(「飛び級」を含めて、20キロの体重差の中で!)で世界チャンピンとなったマニー・パッキャオという、ともに史上最高クラスのファイターが雌雄を決した大試合は、メイウェザーが(私が思ったよりは)かなりの差をつけてパッキャオに判定勝ちした。
試合が終わった時、私は「やはり、現代ボクシングの到達点を見ることができた」と感じた。現在のボクシングのルールで採点するなら、「多少なりともメイウェザーに分がある」とも思ったが、正直、判定はどうでもよくなっていた。12ラウンドにわたって、非常に高密度の攻防を繰り広げた両雄に対して、尊敬と感謝の気持ちだけになっていた。
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