(↑日本用予告は内容が違いすぎるので原語版を。吹き替えで特徴的だったのは「沢城みゆき」が無駄に活躍するということ。「沢城みゆき」ファンも必見だ)。
映画『LEGO(R)ムービー』(2D吹き替え)を観た。素晴らしすぎる。上映中、ずっと号泣していた。この手の話の最高峰は、無論、みんな大好き『トイストーリー』シリーズとなるだろうし、私自身も好きな映画であることには変わりないのだが、今回の『LEGO』は玩具映画チャンピオンだった『トイストーリー』を超えたかもしれない。神的なまでに凄まじい。そのくせ、ストーリーは単純だ。LEGOワールドを思うがままに支配しようと企む「おしごと大王」の野望を阻止するため、「選ばれし者」に間違われた一作業員の「エメット」が、世界を救う「幻のパーツ」をめぐって奮起奮闘する。その冒険を通じて、遊びにおいて「マニュアル」とは何か? 人はどうやって「選ばれる」のか? といった、意義深いテーマが展開されている。「マニュアル」への叛逆記という意味で、私にとっては西尾維新『少女不十分』の後継として位置づけられる一作だといえる。
さて、ネタバレしよう。
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