2013年05月


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                                                                                                        渋谷 2013.5.18 撮影:東間 嶺

◆ 5月18日の日曜午前に、当En-Soph(エン-ソフ)の背景やロゴマークなどを描いてもらった小崎さんと、渋谷の文化村で開催されているアントニオ・ロペス・ガルシアの回顧展を観に行った。13時過ぎに会場を出て、少し遅い昼食にしようと駅に向かって歩いていたとき、ふと、あの「子供たち」はいまどうなっているだろうかと思った。いまもこの都市の片隅で、あちらこちらで、発見されないメッセージ/プロパガンダとして存在し続けているのだろうかと思った。

◆ 幸いにも(?)小崎さんはまだ彼/彼女たちに一度も「遭遇」したことがないというので、「第16回渋谷・鹿児島おはら祭」によって全面道路封鎖された文化村通りから地下に降り、センター街へと向かった。

◆ 観光客や歩行者、祭りの見物客でごった返した通りからみずほ銀行とマツモトキヨシのあいだの角を曲がると、彼/彼女たちは、相変わらずそこに佇んでいた。以前とは違う姿で、あるいはずっと無残な状態で。

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先日、毎日新聞のコラムにこんなのがあった。 


…幕末・維新のリーダーについても、池波(小説家の池波正太郎※引用者注)さんは興味深い批評をしている。 

「西郷隆盛は人物も立派なのだが、何しろ、見るからに偉人の風貌をそなえているから、することなすこと、すべてに信頼をもたれる。
もしも西郷隆盛が『きりぎりす』のようにやせた男であったら、あれだけの仕事をなしとげられなかったであろうし、上野の山に銅像もたたなかったであろう。この点、大久保利通は大分に損をしているといえそうだ。
人間というもの、姿かたちも大切なものなのである(『人斬り半次郎』)」

「あの巨体、あの重々しさ、堂々たる、そのくせ少しも力まずしてそなわった威厳など天性のすばらしさは、西郷の声や言葉を『真実』のものとした」(同)とも礼賛した。

2013年05月22日 サンデー時評:「歌ったり、はしゃいだりしないほうが」
http://mainichi.jp/opinion/news/20130522org00m010003000c2.html
 


「人間は 見た目じゃないよ 心だよ」とはよく言ったものだが、そうは言っても人間に目が付いている限り、文字通りまず目に付くのが見てくれなのだから仕方がない。 
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凡例


1:この翻訳はエミール・ブートルー(Emile Boutroux)による『自然法則の偶然性について』(De la contingence des lois de la nature [Paris,1898]の部分訳である。原著はINTERNET ARCHIVEで全て閲覧できる。
http://archive.org/details/delacontingence00bout

2:強調を示すイタリック体は「」に置き換えている。《》はそのまま用いており、〔〕は訳者による補足である。

3:訳出にあったって、野田又夫訳(創元社、1945・11)を適宜参照した。
 
 

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【幸福否定の研究とは?】

勉強するために机に向かおうとすると、掃除などの他の事をしたくなったり、娯楽に耽りたくなる。自分の進歩に関係する事は、実行することが難しく、“時間潰し”は何時間でも苦もなくできてしまう。自らを“幸福にしよう”、"進歩、成長させよう”と思う反面、“幸福”や“進歩”から遠ざける行動をとってしまう、人間の心のしくみに関する研究の紹介。




前回までで、1970年代に開発された小坂療法から笠原氏の心理療法が確立されるまでの経緯をひととおり説明しました。今回は、笠原氏の心理療法における症例について書きたいと思います。

笠原氏の心理療法の本質は、患者が抵抗に直面することであり、その際、感情の演技という方法を用い、抵抗に直面しているかどうかの指標として、反応の強さを観察します。そして、同時に“症状の直前の出来事を探る”という小坂療法を踏襲した方法も用いて症状の原因を探りますが、いずれにせよ、反応を頼りに強い抵抗へ直面させ続けるという点に治療の本質があります。

精神疾患全般、その他心因性疾患の症例があるようですが、特筆すべきは精神分裂病の症例が存在することでしょう。

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前に訪れたのはいつだったか。
おそらく陰毛も生えていなかったころではないかと思う。 

入館していないのも含めると、最後に行ったのは高校の時分、卒業アルバムのための集合写真の撮影だった、気がする。

広島平和記念資料館である。
ついつい原爆資料館と呼んでしまうが、広島平和記念資料館が正式名称なのだ。 
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1:この翻訳はエミール・ブートルー(Emile Boutroux)の『自然法則の偶然性について』(De la contingence des lois de la nature [Paris,1898]の部分訳である。原著はINTERNET ARCHIVEで全て閲覧できる。
http://archive.org/details/delacontingence00bout

2:強調を示すイタリック体は「」に置き換えている。《》はそのまま用いており、〔〕は訳者による補足である。

3:訳出にあったって、野田又夫訳(創元社、1945・11)を適宜参照した。
 
 

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