2012年09月



【幸福否定の研究とは?】

勉強するために机に向かおうとすると、

掃除などの他の事をしたくなったり、娯楽に耽りたくなる。

自分の進歩に関係する事は、実行することが難しく、“時間潰し”

は何時間でも苦もなくできてしまう。

自らを“幸福にしよう”、"進歩、成長させよう”と思う反面、

“幸福”や“進歩”から遠ざける行動をとってしまう、人間の

心のしくみに関する研究の紹介



(承前)

前回から、笠原氏がその治療法の元とした小坂療法について書いています。
どのような治療法であるのかについて、笠原氏の著書、『加害者と被害者のトラウマ』からp198~205の部分を要約してみます。

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丹羽良徳 【デモ行進を逆走する】2011

 Walk in the Opposite Direction of a Demonstration Parade, 2011


パフォーマンスのドキュメントビデオ:(10’01 min), 

ビデオ画像を印刷した布:(2600mm x 1450mm) 
 撮影:中堀徹

 


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休日の昼下がり、私は天啓を受けた。
「そうだ、献血行こう」
そう。これからの時代は献血ではないか。
そうだそうだ!献血だ!献血時代だ!と脳内民衆たちを召喚させるほどに我がテンシ
ョンはわけがわからなくなっていた。これだから天啓は怖い。

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日本ボクシング界について-私的論考 ①

 前回までは、私的な意見に走りがちな自分を縛めるために「私」といった一人称はなるべく禁じてきた。しかし、勿論そこには「私」の判断であり、考えであり、価値基準であり、といった諸々の要素が含まれている。だからこそ「公的」な議論を進める為に「私」の存在を隠したわけだ。これからは、これまで行ってきた議論を踏まえ、さらに展開させる為に「私」を登場させたい。やや具体的に述べると、これまで行ってきた「ジムについて」「移籍について」で行った議論に自分なりの意見として、解決策・改善策を提示したい。読んでくれる方が居るわけだから、これまで行ってきた議論を前提にして「私的」にやり直すより、その都度「私」を登場させて意見させた方が読み物としては余程親切だったろう。しかしそう思いながら、自分の意見の正当性を確かめる意味合いもあって、まず「公」的視点で議論を展開させて貰って、その後、「私」的意見に移るという構成にした(だからといって公的な価値観を無視して意見を述べるつもりはない)。ある議論においては既に述べたものであり、「くどい」と思われるかもしれない。しかしその点については、再確認の意味もあるし、初回に述べたように、未熟な書き手による書き物だから勘弁して貰えれば有り難い。以下、「日本ボクシング界について-私的論考」本編に移らせて頂きます。

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8月30日

無職34日目。目覚ましをかけたにもかかわらず、涼しい寝室で寝たり起きたりを繰り返してしまう。気づくと午後3時orz

暑さがしのぎやすくなった、午後5時過ぎに外出し、明大前駅にむかう。忘れ物を取りに戻ったりして、結局6時ちかくに電車に乗り、実家へ。入浴後、食事。母のパソコンを借りて、来月の読書会で使う貸会議室の利用予約をする。そのあと、久しぶりにだらだらネットの海を漂ってから就寝。寝る直前までPC見てるのは寝付きの悪さに影響した。やめましょう。
 

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8月23日

無職27日目。9時半起床。妻は病院へ定期健診に行くとかで、朝はゆっくりしていた。なぜか枝豆を茹でてくれていたので、妙な気分になりながら、朝ごはんがわりに枝豆を食べ、冷えたコーン茶を飲んだ。
午後から外出。品川の心療内科、近所の皮膚科を回って夕方帰宅。寝室で涼んでいるうちに眠ってしまい、帰宅した妻に起こされて、洗濯物を畳んだ。
さて、わたしが無職になってから、一ヶ月が過ぎようとしている。この間、精神状態はあきらかに健やかになってきており、仕事を辞めたことが良かったのだと思わずにはいられない。しかし、無職である。無職は気持ちいいが、しかし、自己管理能力が問われる一面もある。いや、一面どころではない!全方面から、常に問われていると言っていい。寝ていようと思えば、いつまでも寝ていられる状況下で、自らを律して早寝早起きすることのむつかしさは絶筆に尽くしがたい。し かし、やらねばならぬ。かのように無職というのももなかなか大変なのだ、と常にアピールしていきたいきょうこの頃である。
 

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 マックス・ヴェーバーは『職業としての政治』のなかで、政治家なるものを三種類に分類している。

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【幸福否定の研究とは?】


勉強するために机に向かおうとすると、
掃除などの他の事をしたくなったり、娯楽に耽りたくなる。
自分の進歩に関係する事は、実行することが難しく、“時間潰し”
は何時間でも苦もなくできてしまう。
自らを“幸福にしよう”、"進歩、成長させよう”と思う反面、
“幸福”や“進歩”から遠ざける行動をとってしまう、人間の心のしくみに関する研究の紹介



今回から、笠原氏の心理療法の出発点となった小坂療法を論じますが、まずは小坂医師、笠原氏が治療法を作る上で用いる方法論…実証主義について説明します。

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kayao


 萱野稔人『ナショナリズムは悪なのか』(NHK出版新書、2011・10)の基本的な主張は、暴力を忘れること勿れということだ。本書はナショナリズム批判を前提にしている左系の言論人やアカデミシャンに対して痛罵といってもいい程の批判の矛先を向けているが、それというのも、彼等は暴力のリアルを忘却している、所謂「頭の中がお花畑」な思考停止状態に陥っているからだ。例えば、川満信一の沖縄独立や、ネグリ&ハートの〈帝国〉に対抗するマルチチュード論が暴力論への軽視を理由に批判される。
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フランス長期留学の為のビザ書類集めに関して書かれたブログは、検索エンジンをかければ膨大な量が見つかる。その何れにも共通しているのは、やたら煩雑ということ。当たり前といえばそうかもしれない。外国人が簡単に別の土地に住み着いたら何をやらかすか分らないもんな。自国民ですら分らないのに。 
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