2012年08月

私はとても寒がりだ。フランスは日本に比べ緯度が高いので、住むならなるべく暖かいところにしようと思った。それで南部にある学校を受験した。今思えばとても賢くなかったのだが、私は1校しか受験しなかったのだ。結果は先に言ってしまうが不合格だった。でもそれが自分の力不足のせいだけであるとは、今でも認めることができない。
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8月16日


無職20日目。朝起きるが、ゴロゴロしていて、結局、午前中は寝たり起きたりを繰り返す。午後は夕方まで延々ラジオ(NHK-FM)でアメリカンポップス、グールドのバッハやジャズを聴いて過ごした。また、読みさしの荒川洋治『文学の門』(みすず書房)を少し読んだ。外気の暑さが峠を越えた5時過ぎに家を出て、いつものコースで実家のある狭山にむかう。暑くて汗が止まらないので、飲み物を欠かさないように気をつけた。7時前には実家に着き、入浴後、両親と夕食のカレーを食べた。また一週間ほど滞在する予定。夕食後はジョージ・スタイナー『マルティン・ハイデガー』(岩波現代文庫)をすこし読み進めた。ハイデガーの思想は夏向きではないが、夏に向いている思想哲学など存在しないような気もする。このレベルの評論を原文(英語)ですらすら読めたらなーとしばし夢想した。
 
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2012年8月11日


無職15日目。昨晩の飲み会の興奮の余波で朝4時ころまで眠れず。その後一度起きて、ベランダに洗濯物を干したあと、寝たり起きたりを夕方まで繰り返す。
寝たり起きたりを繰り返すのは無為かつ不毛なので止めたいが、最近これがクセになってしまっていて大変良くない。なんとかしたい。当然、妻の機嫌が良いわけがなく、墓穴のなかに更に穴を掘っているような気持ちがする。
 
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昨日も真面目に制作。しかし開始30分程度で、わなわなわな、さきイカに手が伸びてしまいむしゃむしゃ、さらに15分後、わなわなわな、赤ワインに手が伸びる。  » すべて読む

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画像は仁義なき広島の左翼か右翼かよわからないが、とにかくは何かしらの主張を威圧的に主張するお車御一行様。

夏空のもと、おお出た、仁義なき広島じゃ、とか思ったがしかし、よくよく考えてみると仁義とはなんじゃらほいと思った。 


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【幸福否定の研究とは?】


勉強するために机に向かおうとすると、掃除などの他の事をしたくなったり、娯楽に耽りたくなる。
自分の進歩に関係する事は、実行することが難しく、【時間潰し】は何時間でも苦もなくできてしまう。自らを【幸福にしよう】【進歩、成長させよう】と思う反面、【幸福】や【進歩】から遠ざける行動をとってしまう。
そうした、不可解な人間の心のしくみに関する研究の紹介。



今回は、笠原氏の心理療法を簡単に説明したいと思います。
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035

浜岡原子力館の展望台にて。右手前から奥に向かって1,2号基、3-5号基(1,2号基は廃炉措置中、3-5号基も現在はすべて運転を停止している)。

◆ 7月末の某火曜日。梅雨明けから続く濃密な暑さで人々の知性がメルトダウンするのを尻目に東京を離れ、静岡県御前崎市を訪れた。中部電力が保持する唯一の原子力施設である浜岡発電所を見学する為だ。(撮影してきた記録写真の一覧) 
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2012年7月30日

無職になって三日目。
何だか、肩の荷が下りたようだ。やはり気持ちがラクだ。
何かに所属しているということは、あんなにも不自由なことだったのだなと思わずにはいられない。
きょうは炎天下、飯田橋の健保組合事務所にて、健康保険の任意継続手続きをした。その足で、近所の保健福祉センターに寄り、自立支援の申請用紙一式をもらい、汗だくで帰宅。
自立支援(精神障害)は、病院での診察費用を通常の三割から、一割負担にするという魔法の一種で、魔法であるからには一年毎更新をせねばならない。
これをすると、パブリックな気違いとして役所に認定されるのである。いま思うところをいろいろ書きたいのだが、どうも頭の中がまとまらないので、きょうはこのへんにしておく。
 

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2012年7月10日

月末を以て退職することになった。
ショックである。
こういう時にも半端に高いプライドが邪魔をする。
そのプライド以上に今の自分には自信が無い。
自己評価の揺れが激しすぎるとわたしは思う。
ところでうつ病は治るのだろうか。治すという強い意志が必要なのだろうか。いろいろ分からない。分からないが、分からないなりに生きていくしかない。
無惨である。
しかし、人生はそんなものかもしれない。
わたしは自分の人生に、何をそんなに期待していたのだろう。

謎だ
 
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移籍について②

JBC(日本ボクシングコミッション)は、業界団体である日本プロボクシング協会の推戴によって生まれたプロボクシング競技を統轄する機関である。JBCはボクシングの競技としての公平性・安全性を確保する為に、試合の管理、ランキングの作成、選手やジムの管理・指導も行っており、その「総則」には、正直なボクシングビジネスの実現を目指すという内容が書かれている(正しい文言はJBCHPの記載内容を確認して欲しい)。

移籍したいボクサーは大勢居る。実際に移籍してジムを移ったボクサーもまた数多い。そしてそれがスムーズにいった例も、そうはいかなかった例もあるだろう。そういった例の中から、一般のファンの耳に届く移籍の話題はごく少数である。それを一般論として語るには問題があるかもしれない。しかし問題にされるべきは「いざ問題が起こった時にどうするべきか」という事ではないだろうか。以下に、実際に問題になった例を三つ紹介する。

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