2012年05月


サブタレニアン・ホームシック・アラサー/S氏と/中


「うつの症状が辛いときには死にたいと思う事もあります」
カウンセリングの話から次第にSさんの罹患しているうつの話になる。
「ただ・・・逆に、うつの症状が軽くなると、それはそれで、なんというか、それはそれで悲しみを感じるというか・・・」
「悲しみ?」
「人生に深みがなくなったような、そんな気がしてくるのかな」
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写真:《福島景》撮影、東間 嶺以下全て同じ


◆ 前回のエントリ末尾で書いた予告通り、5月3日から5日まで、福島に滞在していた。

◆ 連休を利用して両親が磐梯山へと登る予定を立てていたため、ぼくもそれに便乗することにしたのだ(結局、連日の雨天予報のため、登山の予定は行く前から中止になったのだが)。

◆ 東北自動車道で白河、郡山を経由して磐梯山に向かい、麓の「猪苗代観光ホテル」に泊って喜多方、会津若松の界隈を二日のあいだ気ままにぶらつき、最終日は磐越道でいわき市の小名浜に立ち寄ってから帰京した。

(エントリにも使用した観光写真は、Facebookページにまとめました)


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凡例


 一、この翻訳はジルベール・シモンドンGilbert Simondonの『心的と集団的個体化』の新版(L'individuation psychique et collective (Paris, Aubier, 2007))に寄せられたベルナール・スティグレールBernard Stieglerの序文「思考の不安な異邦性とぺネロペーの形而上学」(L'INQUIETANTE ETRANGETE DE LA PENSEE ET LA METAPHYSIQUE DE PENELOPE)の部分訳である。訳題改変と小題は訳者によるものである。

 二、シモンドンの『心的と集団的個体化』は今日多く「心的かつ集団的個体化」や「心的・集団的個体化」と訳されるが、今回のスティグレールの文章では「と」(et)が重要な鍵語であり、その意味合いを損なわないよう、この翻訳では例外的に上記のように訳す。
 三、本文中の註はすべて割愛した。重要なものは《解説》で触れている。

 四、引用文を示すイタリック体の文章は「」に置き換えた。書物題名は『』。強調や引用を示す《》はそのまま用い、文中の大文字表記は〈〉に代えた。
 五、訳の方針は出来る限り読みやすくなるよう心がけた。そのため、一文一文が短くなり、「.」と「。」が正確に対応していない。注意されたし。


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 一、この翻訳はジルベール・シモンドンGilbert Simondonの『心的と集団的個体化』の新版(L'individuation psychique et collective (Paris, Aubier, 2007))に寄せられたベルナール・スティグレールBernard Stieglerの序文「思考の不安な異邦性とぺネロペーの形而上学」(L'INQUIETANTE ETRANGETE DE LA PENSEE ET LA METAPHYSIQUE DE PENELOPE)の部分訳である。訳題改変と小題は訳者によるものである。

 二、シモンドンの『心的と集団的個体化』は今日多く「心的かつ集団的個体化」や「心的・集団的個体化」と訳されるが、今回のスティグレールの文章では「と」(et)が重要な鍵語であり、その意味合いを損なわないよう、この翻訳では例外的に上記のように訳す。
 三、本文中の註はすべて割愛した。重要なものは《解説》で触れている。

 四、引用文を示すイタリック体の文章は「」に置き換えた。書物題名は『』。強調や引用を示す《》はそのまま用い、文中の大文字表記は〈〉に代えた。
 五、訳の方針は出来る限り読みやすくなるよう心がけた。そのため、一文一文が短くなり、「.」と「。」が正確に対応していない。注意されたし。


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ドラゴンボールで、悟空の最終奥義に元気玉と言う技がありました。
「みんな、オラに元気を分けてくれ!」という名セリフは覚えている人も多いでしょう。
この物語の主人公である孫悟空は、自分一人では倒せない強大な敵に対峙した時、地球上の皆から少しずつ「元気」を貰って、それを一身に集め解き放つのです。
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実家にはまだ帰らない/S氏と/上





その夢は、あの、聴き覚えのあるシンセサイザーの音で幕を開けた。
アリーナ級のポップ・メタルをBGMに、僕は空を飛んでいた。
僕は鳥だった。
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 一、この翻訳はジルベール・シモンドンGilbert Simondonの『心的と集団的個体化』の新版(L'individuation psychique et collective (Paris, Aubier, 2007))に寄せられたベルナール・スティグレールBernard Stieglerの序文「思考の不安な異邦性とぺネロペーの形而上学」(L'INQUIETANTE ETRANGETE DE LA PENSEE ET LA METAPHYSIQUE DE PENELOPE)の部分訳である。訳題改変と小題は訳者によるものである。

 二、シモンドンの『心的と集団的個体化』は今日多く「心的かつ集団的個体化」や「心的・集団的個体化」と訳されるが、今回のスティグレールの文章では「と」(et)が重要な鍵語であり、その意味合いを損なわないよう、この翻訳では例外的に上記のように訳す。
 三、本文中の註はすべて割愛した。重要なものは《解説》で触れている。

 四、引用文を示すイタリック体の文章は「」に置き換えた。書物題名は『』。強調や引用を示す《》はそのまま用い、文中の大文字表記は〈〉に代えた。
 五、訳の方針は出来る限り読みやすくなるよう心がけた。そのため、一文一文が短くなり、「.」と「。」が正確に対応していない。注意されたし。


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【幸福否定の研究とは?】

勉強するために机に向かおうとすると、掃除などの他の事をしたくなったり、娯楽に耽りたくなる。自分の進歩に関係する事は、実行することが難しく、“時間潰し”は何時間でも苦もなくできてしまう。自らを“幸福にしよう”、"進歩、成長させよう”と思う反面、“幸福”や“進歩”から遠ざける行動をとってしまう、人間の心のしくみに関する研究。心理療法家、超心理学者の笠原敏雄が提唱している。
 

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鯵はアジである。
念のため。

ゴールデンウィークの谷間である今日(いまはもう、ゴールディンウィーク明けも明けだが)、それも真夜中、ぼくは350mlの発泡酒を飲み、鯵を三枚におろした。

というのも、訳あって、
と言ってもなんの訳もなく、
単なる思いつきで調理師専門学校に通っているぼくは、その料理技術向上の地味な自主練として、近所のスーパーで鯵を一尾、買って帰ってきたのである。
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1980年代、モハメド・アリが去った後のボクシング界にはシュガー・レイ・レナードが居た。彼は史上初めて五階級で世界タイトルを獲得したアメリカの名ボクサーで、スターとして必要なものの殆ど全てを兼ね備えていたと言って良いだろう。そのレナードの引退後、ボクシング専門誌の企画で当時現役チャンピオンだった辰吉𠀋一郎、そしてボクシングマニアで俳優の香川照之の三人による対談が実現している。その席で香川がレナードに、「若いボクサー達に何か伝えたい事はありますか?」という質問をした。レナードの答えは、「ビジネスマインドを持って欲しい」というものだったと記憶している。

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