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(撮影:山口倫太郎、デジタル補正:東間嶺。以下すべて同じ


2016/5/18

 夕食にはまだ早い時間だったので、熊本駅に着くなり友人がドライブに連れ出してくれた。数度目の渋滞に巻き込まれた時、友人はため息交じりに「最近また車が増えた」と嘆いてみせた。

 車は熊本市内を抜けて益城町に入った。先程までとは打って変わって、一目で分かる被害の大きさに僕は言葉を失った。しばらく走ると、やがて緑豊かな広大な土地に出た。この辺り一帯は再春館製薬所の敷地だそうだ。ここでは昨年末まで毎年クリスマスシーズンにイルミネーションが設置されたが、残念ながら2015年をもって終了してしまったという。
 本来ならばこういう時にこそ、と思わないでもないが、どうやら物凄い労力が必要らしい。きっとその労力は復興や、自社、並びに地域の活性化に使われるのだろう。

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 山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー養成講座』(太田出版、2016)は『心脳問題』(朝日出版社、2004)の増補改訂版である。本書を読んでいて思い出したことがある。
 

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中学3年生の時、読書感想文の全国コンクールで毎日新聞社賞を取った。内閣総理大臣賞、文部大臣賞に次ぐ、全国3位の賞である。

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(撮影:東間嶺、以下getty以外すべて同じ)

 Amazonを見ると、本書は〈ビジネス実用〉にカテゴライズされている。
 
 え? ビジネス書? 実用書? 
 これって、そういう本なの?
 
 それって、あれでしょ。「1日5分の何とかであなたの人生は驚くほど変わる」とか、「部下のやる気を引き出す10の言葉」とか、「武将に学ぶ仕事術」とか。なんか、そんなの。読んだことないからテキトーだけど。

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2005年から2006年ごろにかけて、短歌を作っていました。ラジオの投稿番組で取り上げられたり、結社誌に載せて評判が良かったものから、いくつか紹介したいと思います。

ぶっ殺す!便所で叫ぶ月曜日そんな己は清らかである

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ギレとの再会

【チェレラの峠】ブータンについて---28から続く
(本文、デジタル画像編集、構成/東間 嶺、以下すべて同じ)

仲間たち

朝7時、ネテンの運転するSUVでパロのホテルを出発した。西へ向かって30分ほど走ったところに集落があり、ネテンはそこでSUVを停めた。一年半前のトレッキングの時にアシスタントをしてくれたギレが待っていた。懐かしくて、思わず記念撮影する。もう会うことは無いだろうと思っていたけれど、行動さえすれば、またこうやって会うこともできるのだ。

ここからトレッキングの出発地点であるシャナまでは悪路だ。ジャムソー、ネテン、私の3人は、ギレの運転するピックアップに乗り換えた。道は小さな集落をいくつも通り過ぎながら進む。路面は所々冠水していて、スピードは出せない。

10時少し前、やっとシャナに到着した。トレッキングのクルーが調理や食事、そして夜寝る時に使う赤いテントが張ってあって、その中から、ドルジが出てきた。こちらも前回のトレッキング以来で、言葉はあまり通じないけど再会を喜び合った。ジャムソー同様、ドルジも勤めている旅行会社の仕事を休んで、私のトレッキングに同行してくれたのだ。

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 1000冊への8年

読書メーターは2008年に赤星琢哉氏によってインターネット上に公開されたウェブサイトである。ぼくは読書メーターが公開されてすぐに利用を開始し、メモをつけ始めた。それから早8年の歳月が経ち、その間の2014年に読書メーターは開発者の手を離れ、株式会社ドワンゴに売却されたが、現在も変わらず、わが国のウェブにおける読書メモサイトの代表として繁栄している。

2016年5月、ぼくの読書メモはようやっと1000件を超えた。 読書メモというが、これは読書メーター上で登録している読了本の冊数と簡単な感想を合わせて、便宜的に読書メモと言っているだけで、読書メーターそのものに読書メモという呼び名の機能があるわけではない。何はともあれ、1000件である。めでたい。いや、めでたくない。いずれにせよ、この際、ぼくがこの8年ほどでいったいどんな本を読んできたかを振り返ってみるのもいい機会だと思い、筆を取った次第である。

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Nov. 11. 2015 "security guard"  Futaba, Fukushima
Nov. 11. 2015 "security guard"  Futaba, Fukushima(撮影:東間嶺)


"えんがちょ"を蒸し返す

◆ 朝、半年ほどチェックしていなかった小田嶋隆の『ア・ピース・オブ・警句』 をまとめて読んでいたら、2月のある日の更新で、オダジマがまた、【原発のお話を蒸し返さねばならない。】と言っていた。Google Calendarの日付をみる。ああ、そういえば今日は11日で、震災から5年と三ヶ月を迎える日なのだった、と思う。

◆ 蒸し返すには、おあつらえ向きの日かもしれない。



正しいとか正しくないとか、良いとか悪いとか、論理的だとか感情的だとか、そういう真正面からの議論を展開する以前の段階で、われわれは、そもそも、異なった見解を持つ人間と対話を持つことそのものに気後れを感じるように育てられている。だから、ある臨界点を超えて論争的になってしまった問題に関しては、それについて自分がどういう考えを持っているのかとは別に、はじめからその問題に関与すること自体を避ける。

 原発は、そういうものになっている。

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